歯科業界の就職・転職のサポートをしている弊社社員 S本が未経験から歯科助手デビューしたときの体験日記です!
歯科助手になってから1週間経って感じたこと
ついに、歯科助手として働き始めてから1週間が経ちました!
まだまだ未熟ですが、1週間でいろいろな業務をしました。
そこで、今日は1週間でおこなったことを振り返っていきたいと思います。
まず、ドクターのアシスト以外でおこなったことは、滅菌作業、ユニット片付け、患者さんの案内、レントゲンの準備と誘導、歯の石膏模型の作製、などでした。
この中で、とくに難しかったのは、歯の石膏模型の作製です。
患者さんの歯と同じ形の石膏模型を作らなければならないので、正確さが求められます。
また、正確さだけでなく、石膏は作り始めると、徐々に固まってしまうため、スピードも求められます。
スピードを保ちながら、正確な石膏模型を作るのは大変難しかったです。
ただ、歯の石膏模型の作製は、自分の歯型を使ったり、練習がたくさんできます(練習あるのみ!)。
そのため、たくさん練習し、スピードを保ちながら正確に作製することに慣れることが必要だと感じました。
もちろん、治療のアシストにもつきました。
アシストに付いた治療は
・CR
・抜髄
・根管治療(RCT)
・根管充填(RCF)
など、1週間の間にたくさんのアシストにつきました。
私がこの中で1番難しかった治療アシストは根管充填です。
はじめて根管充填のアシストについた時は、用意する物も不十分で、ドクターの治療スピードについていけず、ものすごく大変でした。
そこで次こそはちゃんとスピードについていけるように、予習と復習をしました。
そのため、1週間前と比べると、必要な治療器具や治療の流れを理解していると思います。(まだまだ完璧ではありません)
歯科助手生活1週間はあっという間に過ぎていきました。
補綴物のセット 7日目
だんだんと、基本的な仕事ができるようになってきたのですが、まだまだ難しいアシストはできません。
その中でも、最近はFCKの形成・セットのアシストに四苦八苦しています。
FCKを患者さんにセットするまでには、複数の工程があり、大きく分けると、形成とセットになります。
形成では、患者さんの歯とかぶせ物が合うよう、歯を削って歯の形を整えます。
形を整えた歯の被せものをとれないように歯につけることがセットの治療です。
かぶせ物の種類によって、用意する器具が変わるのですが、そのパターンをまだしっかりと把握できていません。
そのため、治療中に必要な器具が用意できておらず、治療の流れをいったん停止させてしまうことが多々あります。
一方で、必要ない器具を出してしまうと、スペースをとったり、器具をとり間違えたりしてしまうため、出しすぎもよくありません。
どのかぶせ物の時に、何の器具が必要なのかを、しっかりと理解しておく必要があります。
歯科助手を始めた当初は、CR充填や根管充填に必要な器具も用意できなかったですが、繰り返しアシストにつくことで、自然と覚えることができました。
FCKのセットも早く覚えられるように頑張りたいと思います。
歯科医院の閉院準備って大変だ 8日目
歯科助手になって8日目です。
実は、今までは午前中のみ勤務していたのですが、今週から午前中だけでなく、1日勤務する日をつくりました。
そのため、おこなう業務も増えました。
例えば、今まで閉院準備を見たことも、したこともなかったのですが、終わりまでいるので閉院準備の業務を学びました。
具体的には、タービンにオイルを注入したり、スピットンを掃除したりします。
タービンとは何かというと、歯を削るためのドリルの柄の部分です。
開院前の時間だけでは、足りないため、閉院する際に翌日の掃除の準備をしてしまいます。その準備の一つがオイル入れです。
スピットンは患者さんが、治療の合間にうがいや、口をゆすぐ洗面器です。(椅子の隣についているものです。歯科医院に行ったことがある人はおそらくみたことがあります)
その他には、勤務時間が長いので、その分、アシストする回数が増えました。
今までは午前中にCRの治療が1回だけで、覚えるのが困難でした。
しかし、午後もいることで、CRの治療をおこなう機会が増えて、学ぶスピードも早くなってきました!
また、治療だけでなく、最後までいることで、スタッフさんと話す時間も多くなり、質問もたくさんできます。
最近では、根管充填のアシストをする際の器具の渡し方が人によって違ったので、「どのような渡し方が一番いいのか?」を診療後に聞けました。
細かいことですが、こういうことを覚えることで、より効率的にドクターのアシストができるようになります。